電源のファンを交換したら電源不良でC-MOSエラー
 ATX電源のファンが壊れたので交換したらC-MOSエラーが発生。

 いつものようにパソコンを使っていると電源のファン部分からガラガラと異音がする。
とりあえず回っているのでファンのシャーシを少し歪めて音がでにくくして使っていたら次の日に完全に止まってしまった。

90□のDC12V・25mm厚と普通のファンだっだのでオリエンタルモーターのものを購入交換した。
よく見ると付いていたファンが120mAで新しいのが240mA・・・まあいいやと深く考えずに元々付いていたファン制御コネクターに接続。
別段問題なく使えていたのだが、パワーオン時にCMOSエラーが続出するようになってしまった。

仕方がないので各電圧をテスターで当たってみると。-5Vと-12Vがおかしくそれぞれ-3.3Vと-9.5Vしかない。まあ-12Vの方は今はRS232Cの電源くらいにしか使っていないのでこれくらいあれば全く問題ない。
でも何でCMOSエラーが出るの?

電源を分解してみると実は回路はこのような構成になっていた。ブロック図

見てわかるようにPOWER-GOOD信号を作成しているコンパレーター(リセット回路)が-5V電源を使用していた。
ここの電圧が正常でなくなったために信号タイミングが狂って起動時の読み込みに失敗していたようだ。
波形タイミングを計ったはずだけどキャプチャー画像を無くしてしまった・・・

破壊した原因も同じく-5Vからファン電源が取られていたため、過電流が制御トランジスターを破壊し7905と-12V系のダイオードなどを焼き切ってしまったようだ。(正確には7905ではなく似せたディスクリート)

結局なにをやってもだめだったので買い直すこととなりました(^^;

今日の格言は「気を付けよう他人の回路と自分勝手な思いこみ」に決定。

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